岡田匡史さんはJAXAのロケット開発に携わるエンジニアです。
日本で22年ぶりとなった新型ロケットH3の開発責任者を務めた彼は、ロケット開発の最前線を最もよく知る人物と言っても過言ではないでしょう。
この記事では、岡田匡史さんがどのような人物なのか、wikiプロフィールにまとめました!
岡田匡史のwikiプロフィール
- 名前 岡田匡史(おかだ・まさし)
- 出身 愛知県知立市
- 学歴 東海高校 → 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了(工学修士)
- 経歴 1989年に旧宇宙開発事業団(NASDA)に入社。 2024年3月JAXA退職、2024年4月よりJAXA理事就任。
岡田さんが入社した旧宇宙開発事業団(NASDA)は、2003年に宇宙科学研究所(ISAS)と航空宇宙技術研究所(NAL)と統合し、現在の宇宙航空研究開発機構(JAXA)となりました。
入社後の所属は以下のとおりで、ロケット開発ひと筋だったのがわかります。
しかし、この岡田さんが率いたプロジェクトチームでさえ、2023年2月17日のH3ロケット初号機のブースターが点火せず、打ち上げ失敗に終わりました。
H3初号機打ち上げ失敗の記者会見では、記者の方からも責めたてられ、H3ロケット開発費が約2000億円というプレッシャーからも、言葉どおり「地獄を見た」状態であったようです。
しかし、この「地獄」を乗り越え、翌年2024年2月17日にH3ロケット二号機の打ち上げに成功、続いて三号機の打ち上げにも成功しました!
H3ロケット打ち上げ成功には、多くの人から賞賛の声が上がりました!
そして現在は、「この失敗からの成功は、いかにして成し遂げられたか」に注目が集まっています。
さらに2024年10月にはH3ロケット四号機の打ち上げ計画も出ており、これが成功すればH3ロケットは安定した国産ロケットとして今後も活躍していくことでしょう!
岡田さんたちのH3ロケット打ち上げ成功秘話は、ずっと語り継がれていきそうだね!