ついにパリ五輪はじまりましたね!
柔道女子で注目すべきは、仏のクラリス・アグベニェヌ選手です。
フランスは柔道人口が日本人約4倍、約50万人もおり、意外にフランスは柔道が浸透している国なのですね。
この記事では、クラリス・アグベニェヌ選手のプロフや柔道の成績、パリ五輪での注目点をわかりやすくまとめました!
クラリス・アグベニェヌ選手のプロフィール
- 本名 Clarisse Agbegnenou / クラリス・アグベニェヌ
- 生年月日 1992年10月25日
- 出身 フランス(トーゴ系フランス人)
- 職業 柔道家
実は、柔道以外のスポーツでもクラリス選手のような、アフリカ系フランス人が活躍しています。
例えば、2018年のサッカー・フランス代表選手のスタメン23人のうち15人がアフリカの血をひいており、話題になりました(https://number.bunshun.jp/articles/-/831404?page=2)。
フランスのような多国籍国家はスポーツの幅も広がるんでしょうね!
オリンピックの成績
クラリス・アグベニェヌ選手は、現在世界ランキング1位(2024年2月26日時点)です!
記憶に新しいのは、東京オリンピック(2021年)で柔道女子63kg級と混合団体とのダブル金メダル獲得でしょうか。
- 2016年 リオデジャネイロ(銀)
- 2020年 東京 63kg級(金)/ 混合団体(金)
世界柔道選手権の成績
オリンピックだけではなく、世界選手権でもその強さは圧倒的です!
- 2015年 チェリヤビンスク(金)
- 2017年 ブタペスト(金)
- 2018年 バクー(金)
- 2019年 東京(金)
- 2021年 ブタペスト(金)
- 2023年 ドーハ(金) ← 長女出産後11ヶ月
世界選手権金メダル獲得は、なんと6回です。めちゃくちゃ強いですね!
フランスの女子柔道63kg級の主軸と言われるのも納得です。
パリ五輪での注目ポイント!
こちらの投稿は、2023年の世界選手権ドーハ大会で金メダルを獲った時のものです。
クラリス選手は、東京五輪後に娘さんを出産。母親になってから初めてのパリ五輪出場となりました。
世界選手権ドーハ大会の金メダル獲得も、産後11ヶ月だったというから驚きです!
柔道の練習場に赤ちゃんを同行し、赤ちゃんが泣いたタイミングで中断し、授乳をしながらのものだったそうです。大変だったでしょうね。
日本経済新聞のインラビュー(https://www.nikkei.com/article/DGXZQODH1022N0Q4A610C2000000)ではこんなコメントも。
娘は私の第一のファン。金メダルをかけてあげるのが最大の目標。
日本柔道もがんばってほしいところですが、クラリス選手のようなお母さんアスリートの応援もしたいですね!