お笑いコンビかまいたちの山内さんが飼っていた猫が亡くなったことが話題になっています。
なぜなら2022年から2024年の間に5匹がたて続けに死亡したからです。
これに対して同情の声と同時に、「飼い方に問題があったのでは?」と言った声も上がっていますがどうなのでしょうか。
この記事では、かまいたち山内さんの愛猫たちが旅立った死因についてまとめました。
かまいたち山内の愛猫5匹の種類や死因
山内さんが飼っていた猫5匹のうち、4匹はメインクイーン、残りの1匹はラガマフィンという種類です。
- 愛称「のび太」死因: 急性腎不全 種類:メンクイーン
- 愛称「チャイ」 死因:急性腎不全 のび太の仔① 種類:メンクイーン
- 愛称「モカ」死因:腎不全(治療3年) のび太の仔② 種類:メンクイーン
- 愛称「ガブ」 死因:扁平上皮癌 のび太の仔③ 種類:メンクイーン
- 愛称「にゃんじ」死因:腎臓病 種類:ラガマフィン
山内さんの飼い猫に対する世間の反応
かまいたち山内さんの飼い猫5頭は、2022年に1匹、2023年に2匹、2024年に2匹が旅立ちました。
SNSではこのような同情の声があがっています。
5匹も続けて亡くすなんて、どれだけ辛かっただろう。山内さんの気持ちを思うと胸が痛いです。
— محمد علقمہ (@muhammadalqama) September 14, 2024
しかし、一部では以下のような声も見受けられました。
2年で5匹????
— マヨネーズ太郎 (@K8R1k) September 14, 2024
環境が悪かったりしませんか?大丈夫なのでしょうか?2年で5匹ですよ?
— よっちゃんアスパラ園 (@kasai44) September 14, 2024
本当に山内さんの愛猫の死は、飼い方に問題があったのでしょうか?
猫の腎臓病は発症率が高い
山内さんの飼い猫5匹のうち、4頭が親子関係にあり、死因は5頭中4頭が腎臓病関連でした。
猫の腎臓病は発症率が非常に高く、現代においても完治が困難であり、飼い猫では死因トップ3に入ります(アニコム家庭動物白書・あいペットクリニック稲毛獣医科より)。
猫の死因トップ3
- 1位 泌尿器系 950頭 28%
- 2位 腎不全 939頭 28%
- 3位 元気喪失 236頭 7%
普段飼い主様には「猫の3頭に1頭は腎不全になる」とご説明しているので、このデータが裏付けされています。
また猫の腎臓病は遺伝性が高いこともわかっています(谷口動物病院HPより)。
猫の遺伝性腎疾患「多発性のう胞腎」は、遺伝病です。
どちらかの親の遺伝子に異常があると、50%の確率で仔猫に遺伝します。
データを見るかぎり、山内さんの愛猫が腎臓病で続けて亡くなったことは、年の近い兄弟が3頭いることをふまえると、異常なことではないと思います。
我が家の猫3頭も腎臓病で旅立ちました…
かまいたち山内の猫の飼い方の問題ではない
以上のことから、山内さんの愛猫がたて続けに亡くなり、「飼い方に問題があったのか?」という声に対する検証としては、
という理由から、飼い方には問題がなかった可能性が高いと思います。
なにより、山内さんのSNSを見れば、彼が猫たちに対して深い愛情をもって接していることが感じられるでしょう。
猫ちゃんはいなくなってしまったけど、愛犬「むぎ」と静かに遊ぶ動画を見るとよけいに心に沁みます…涙