R6能登半島地震で大きな被害を受け、休館中の「のとじま水族館」。地震による水槽や濾(ろ)過装置の故障などにより、シンボル的存在だったジンベエザメ2頭を続けて亡くしました。
いまだ落ち着かない状況ではありますが、各地でのとじま水族館への寄付が始まっています。
でも、寄付の窓口はどこにすればいいんだろう!?
と悩んでしまいますよね。
今回は、のとじま水族館にとっても応援したいあなたにとっても一番よい寄付の窓口をお伝えします!
のとじま水族館への寄付は日本動物園水族館協会がおすすめ
のとじま水族館の立場からすれば、最も使いやすい寄付窓口は公式ホームページからの寄付です。
なぜなら、他団体を経由する寄付金は、受け取りまでに時間がかかったり、場合によっては手数料などが差し引かれることがあるからです。
今回は、のとじま水族館は独自に寄付は募っておらず、代わりに日本動物園水族館協会(通称JAZA)が見舞金を募っていることが公式HPに掲載されています。
ということは、のとじま水族館にとってJAZA経由の寄付(見舞金)受付が最もよい方法と言えるでしょう。
見舞金の受付期間は4月20日までです!
のとじま水族館への見舞金受付窓口について 能登半島地震に際し、多くの方から当館へのご支援やご協力のお申し出を頂き、職員一同、大変感謝しております。
この度、公益社団法人日本動物園水族館協会(JAZA)が当館への見舞金の受付を開始しましたのでお知らせします。
公益社団法人日本動物園水族館協会(JAZA)ホームページ https://www.jaza.jp/
当館へのご支援を頂けます方は、下記口座までお願いいたします。
■■公益社団法人日本動物園水族館協会の見舞金受付口座■■
(募集期間:2024年4月20日まで)
のとじま水族館公式HP https://www.notoaqua.jp/news/1018より
全国の水族館・動物園に設置された募金箱からも寄付できる
先述した日本動物園水族館協会(以下、日動水)がおこなっている見舞金受付開始に伴い、全国の日動水に加盟する園館で募金箱の設置がすすんでいます。
この募金箱に寄付したお金は、日本動物園水族館協会を経由してのとじま水族館へ寄付されるので、日動水に見舞金を送るのと同じです。
近いうちに動物園や水族館に行かれる予定のある方は、そこの募金箱から寄付をするのも選択の一つですね。
募金箱の設置期間は園館によって異なるので、以下の情報を参考にしてくださいね
募金箱を設置している全国の水族館・動物園一覧はこちら。
まだまだ募金箱の設置は増加中ですので、ここの掲載されていなくてもスタッフの方に聞けば、最新の情報が聞けるかもしれません。
のとじま水族館をクラウドファンディングでも応援しよう
日本でも最大のクラウドファンディングであるRADYFOR(レディーフォー)にて、クラウドファンディングも立ち上がりました。主催者は非営利組織の一般社団法人日本水族館協会JAA、目標金額は500万円です。
RADYFORのサイトにある「プロジェクトの概要」では、のとじま水族館の被災状況や別の動物園や水族館に避難した動物たちの情報などが詳しく載っています。
現段階ではのとじま水族館に直接行く訳にはいきませんので、能登半島地震の被害状況を知ることができる貴重な資料となっています。ぜひご一読ください。そして、プロジェクトを応援して下さったら嬉しく思います。
まとめ
想い出すのは、東日本大震災で被災した宮城県松島町にあったマリンピア松島水族館が閉館した時のこと。施設の老朽化も進んでいましたが、地震の津波による被害が大きかったことは言うまでもありません。
私は、震災が起こる半年ほど前にたまたま宮城県を訪れていました。その時のお目当てはニホンザル。ニホンザルの聖地である宮城県石巻市の金華山に行く道中だったのです。
休憩中、きれいな海岸線を眺めながら一息ついているとき、古いイルカの絵が描かれた「マリンピア松島水族館」の看板が目に入りました。ものすごく行きたかったのですが、フェリーの時間が間に合いそうになかったので、泣く泣く諦めました。当時は、もう二度と行けなくなるなんて思ってもいませんでした…。
なので、管理人はのとじま水族館が震災に負けず、再び開館できることを強く願っています!
みんなで、のとじま水族館を応援しよう!