保護猫活動で知られる八代亜紀さんの訃報をニュースで聞いてからというもの、なんだか私は落ち着きがなく、時間がふと空いた時に、突然思い立って近所の保護猫カフェに行きました。
八代さんが、「保護猫をおむかえしたい」と思っていた私の背中を、優しく押してくれたように思えたのです。
神奈川県鎌倉市の保護猫カフェに行ってみた
保護猫カフェには保護された野良猫や捨てられた猫たちがおり、里親を募集しています。保護団体が運営していることが多いようです。いわゆる普通の猫カフェとは異なり、気軽に行って良いものかと足が向きませんでしたが、今回思い切って本当によかったです。
私の地元、神奈川県鎌倉市には3件の保護猫カフェがあります。事前に電話して予約をとる方がスムーズです(鎌倉ねこの間は予約必須です)。
私のおすすめは、緑の中の古民家風保護猫カフェ「鎌倉ねこの間」。緑豊かな古民家風のお家で、猫たちが穏やかに暮らしています。猫も人もくつろげる、素敵な空間です。
急に思い立って電話したので、今日は無理だろうと思っていたのですが、「午前中なら予約がないので、すぐにいらして大丈夫ですよ」とのお返事。
嬉しいけど大慌てで、子どもたちと初めての保護猫カフェに伺うことになりました。
靴下必須!保護猫カフェに行く時は注意事項を確認しよう
保護猫カフェの玄関が開いて、現れたのは優しそうな管理人さん。私たちの足元を見て「あ…」と一言。
実は子どもたちが靴下を履いていなかったのです。夏だったのでいつものサンダルで行ってしまったのですが、猫たちの病気を媒介する可能性があるため、靴下は必須だったのです。
服装については、ちゃんと保護猫カフェのホームページにも書いてありました(しかも今は赤くて太字で。ごめんなさい)。優しく靴下とスリッパを貸してくださった管理人さん。どうもありがとうございました。
基本的にはどの保護猫カフェの注意事項は似ていますが、細やかな注意事項は異なっています。服装など事前にホームページをよくチェックしましょう。
里親になりたい場合は管理人さんに伝えよう
管理人さんには、お客様が里親希望で来ているのか、単に猫と遊びに来ているのかどうかわかりません。
もし気に入った猫ちゃんが見つかったり、将来あなたが里親になる希望がある場合は、その旨を管理人さんにお伝えしましょう。
アンケートなどに連絡先などを記載するように求められることもあれば、あと二、三回は保護猫カフェに足を運んで、猫たちと触れ合うことを勧められます。
保護猫カフェの料金は高い?
猫カフェよりも保護猫カフェの方が、料金が高い傾向にあります。なぜなら、保護した猫の去勢手術代やワクチン代、病気の治療代などに加え、何頭もの保護猫たちのキャットフードやトイレなどの生活用品もまかなわなければならないからです。
一見すると「高い」と感じてしまう保護猫カフェの利用料金には、そこで暮らす猫たちへの寄付が含まれていると考えれば納得できますね。
鎌倉ねこの間のカフェメニューはどれも美味しかったです。保護猫カフェの運営費にもなるし、美味しいし、言うことなし!
おすすめはシフォンケーキ。これだけ食べに行きたいくらい(笑)
保護猫カフェの猫たちへ贈る「欲しいものリスト」
保護猫カフェの公式HPを見ていると、「欲しいものリスト」というものがあります。保護猫カフェはボランティア的要素が強いので、どうしても足が出てしまうのでしょう。
このリストに載っている商品はAmazonで直接購入もできますし、これにお土産代わりに持っていくと大変喜ばれます。
私が初めて保護猫カフェに行った時も、ふらりと現れた女性がキャットフードを置いていかれました。そしてそれを子どもたちに分けてくれたのです。子どもたちの手からキャットフードを食べる猫たち…。猫たちも子どもも嬉しそうでした。
以下に、鎌倉市の保護猫カフェの「欲しいものリスト」を載せておきます。ご活用ください。
- 鎌倉猫の間 欲しいものリスト
- 鎌倉猫カフェにゃんくる 欲しいものリスト *配送先は桜木町の店舗になっています
鎌倉猫見亭の欲しいものリスト、見つけたら教えてくださ〜い