我が家はつい2週間前ほどに保護猫を譲ってもらったばかり。保護猫の里親になると、保護猫活動をされている方々とつながりができます。
その中で、ちょっと変わった保護猫譲渡会の案内を見つけましたので、ご紹介します!
「最強の保護猫譲渡会」は2024年2月23日(金•祝)開催
このちょっと変わった譲渡会を企画したのは、保護猫カフェ「ねこかつ」を運営する保護猫団体です。
警戒心が強くすぐに人間を威嚇する、いわゆるシャーシャー猫だけの譲渡会が23日に開催される。団体の代表は「シャーシャー猫が心を開いてくれる瞬間がうれしい」などの声を聞き、開催に至ったという。
集英社オンライン“ シャーシャー猫”限定「最強の保護猫譲渡会」が大バズ!「心を開いてくれる瞬間がたまらない」の声。保護猫の殺処分は10年で10分の1も、主催者は「データ上では減ったように見えますが…」 2024年2月18日 12時1分 https://news.livedoor.com/article/detail/25897558/より
小さい頃飼っていた猫も、衰弱していた野良の子猫を拾ってきたので、完全な「シャーシャー猫」でした。保護しようと捕まえる時も、フラフラになりながらも「シャー!」と暴れまくったのを覚えています。
しかし、目ヤニを温めたタオルでふやかして取り、体をキレイにふき、ご飯を与え、人から見られない場所に暖かい寝床を作ってあげると、ほどなく落ち着いてきました。
1ヶ月もすると「ニャーニャー」鳴いて餌をねだったり、膝の上にドンっと座ってきたり。お腹を上にしてだらしのない格好でお昼寝する姿を見て、「保護猫時代はどこへ行ったのか」と思うような豹変ぶりでした。
「シャーシャー猫」から「ニャーニャー猫」へ
そう、これは「シャーシャー怒り狂う猫」を「ニャーニャー甘える猫」に変わっていく過程が味わえる、絶好の機会なのです!
「そんなことができるのは猫のことをよく知っていて、扱いも慣れた人じゃないと無理なんじゃない?」と思うかもしれません。確かに子猫ならともかく、成猫の場合は懐くまでに時間がかかり、猫を飼育したことがある玄人向けといっても良いかもしれません。
ここから先は個人的な体験談ですが、私は小学校3年生の時に野良の子猫を拾いました。衰弱をしていたのでフラフラでしたが、それは見事な「シャーシャー」猫でした。
しかし、1週間もすると落ち着いてきて「シャー」とは鳴かなくなりました。初めて甘えた声で「ニャー」と鳴かれた時、ものすごく嬉しかったことを今でも覚えています。
もし、猫を飼ったことがなくても保護猫団体のスタッフさんのアドバイスを聴きながら試行錯誤しながらやれば、あなたにもきっとできると思います。
「シャーシャー猫」を「ニャーニャー猫」に変えるのはあなたです!
譲渡会に行くのは気が引ける人へ。保護猫団体の人は本当に怖い?
小さい頃飼っていた野良猫が亡くなり、ずいぶんたってから保護猫の里親になってみようと思いたって、ネットから保護猫団体のサイトで里親募集に応募をしました。
情報収集をしていると「保護猫団体の人は怖い」「里親になる条件が厳しすぎる」「手続きが面倒くさい」といった声が多くありました。私の経験談から言うと、結論は保護猫団体によりけりです。
保護猫団体その1
はじめに里親に応募したところでは「明日開催される譲渡会に来てください」と言われ、「仕事なので急にはいけません」と答えると、「ではなかったことに」と剣もほろろに断られました。
正直、それで心が折れてしまったのですが、利用者のコメント欄を見るとかなり対応が厳しい保護猫団体さんだったことがわかりました。
保護猫団体その2
心を立て直して他のサイトで里親に応募。するとスタッフさんが丁寧迅速に対応してくださり、トントン拍子で保護猫ちゃんが我が家にやって来ました。
猫たちが感染症にかかっていないかを獣医さんで検査、さらに去勢手術と術後管理までやってくださいました。里親になる予定の保護猫の様子を小まめにLINEで報告してくださり、こちらの事情に合わせてトライアルの日を決めてくださるなど、柔軟に動いてくださいました。手続きも書類2枚にサインをするだけで面倒ではありませんでした。
無事に保護猫ちゃんたちをお迎えした今も、その保護猫活動をされているスタッフさんを本当に尊敬しています。猫だけでなく、人としても素敵な出会いとなりました。
保護猫譲渡会に行ってみよう!
時々、駅などの人が集まる場所で犬の譲渡会をやっているのを見かけますね。なかなかそこに行って声をかけるのは勇気がいるものです。私のそうでした。
猫の譲渡会は猫が脱走してしまう恐れがあるため、室内で開催されることが多いので目につくことが少ないようです。
「やっぱり譲渡会に行くのは気が引ける」「忙しくて時間がとれない」という方は、私のようにネットで猫の里親募集で検索してみることから始めるのもいいですよ。
ピンとくる猫ちゃんを見つけたら、勇気を出して応募してみてね
まとめ
実はこの「シャーシャー猫限定 最強の保護猫譲渡会」開催には、もっと深い事情があります。私も知らなかったのですが、殺処分減少の一方で保護猫団体か抱える問題などにも触れました。
ぜひ以下にある、元記事をご一読いただけましたら嬉しく思います。
“シャーシャー猫”限定「最強の保護猫譲渡会」が大バズ!「心を開いてくれる瞬間がたまらない」の声。保護猫の殺処分は10年で10分の1も、主催者は「データ上では減ったように見えますが…」
1匹でも多くの猫が、幸せでありますように。