主人公の芦田愛菜さんが演じる「響(ひびき)」が大ファンの落語家として登場する、柳亭小痴楽さん。
落語家さんにしては男前(失礼??)なので、役者さんが落語家を演じているのかと思いきや、本物の落語家さんでした。すっごい素敵な雰囲気をまとった方ですね。
この記事は、柳亭 小痴楽(りゅうてい・こちらく)さんのプロフィールやこれまでの活動について、ざっくり簡単にまとめました。
現在の柳亭小痴楽は三代目
柳亭小痴楽さんは五代目・柳亭痴楽を父にもつ、れっきとした落語家さんです。プロフィールは以下のとおりです。
- 芸名 柳亭 小痴楽(りゅうてい こちらく)
- 本名 沢辺 勇仁郎
- 誕生日 1988年12月13日
- 出身 東京都渋谷区
- 職業 落語芸術協会所属の落語家、真打。古典落語中心。
- 芸歴 2005年10月 「ち太郞」で初高座。2019年9月 落語芸術協会では15年ぶりとなる単独での真打ち昇進を果たす。
- 趣味 読書、サッカー、バスケットボール、洋服、おかし
30歳という若さで真打(しんうち)に昇進!
実はお笑い芸人?ドラマや映画出演だけじゃない落語界の異端児
驚くべきは彼の活動の幅広さと勢いです。現在放送中の日曜劇場「さよならマエストロ」だけでなく、映画やその他のドラマにも出演、著書もあります。
なぜか「若手お笑い芸人インタビュー」の取材も受けていらっしゃるのですが、お笑い芸人…でいいのかな(笑)
映画出演
「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」
冒頭で被害者役で出演されているよ
ドラマ出演
①BS新春時代劇「大岡越前スペシャル~初春に散る影法師~(NHKBSプレミアム、2021年1月1日)与ノ介役
②三千円の使いかた(東海テレビ、2023年1月7日 – 2月25日) ナレーション
③さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜(2024年1月14日 – ) 本人役
「本人役」でドラマ出演ってあるんだ(笑)
著書
『まくらばな』(ぴあ、2019年11月)ISBN 9784835639307
落語家ユニットを結成
「成金(なりきん)」という落語芸術協会に所属する11名をメンバーとした落語家ユニットを結成。2019年で活動を終了していますが、毎週金曜日に自主公演を行なえるほどの実力をもっていたそうです。
現在はピンで「柳亭小痴楽 全国ツアー カチコミ’24」と題した全国ツアーをおこなうなど、各地を飛びまわっているようです。
まとめ
柳亭小痴楽さんは、30歳にして真打に昇進した落語界きっての期待のホープでした。一度、小痴楽さんの実際のお噺も聞いてみたいと思いました。
TBS日曜劇場「さよならマエストロ」出演で注目度がさらに上がって、活動の幅が広がっていくと嬉しいですね。